相手から当方提示の面会交流条件よりも有利な条件を引き出した事案

依頼者    男性   60歳代  会社員


相手方    女性   60歳代  会社員


解決内容   養育費として100万円を支払う


依頼のきっかけ 


依頼者は、元妻である相手方から養育費の請求で裁判を起こされたので,裁判に対応してほしいということでご相談に来られました。依頼者の言い分としては,離婚時に子どもの学費などをいっぱい払っているし,今まで一切請求してこなかったのに急に裁判を起こしてきたというものでした。

 

事件終結までの流れ


裁判では,学費など子どものために多く払っているから,十分養育費として払っていることなどを主張しましたが,その後に養育費の取り決めをしていたことから,認められませんでした。

一切請求してこなかったことをとらえて,消滅時効の主張をしました。そうしたところ判決では消滅時効の主張を認めてくれ、請求された養育費の一部の請求は認められないことになりました。

一見すると養育費を支払わない、けしからんと思われるかもしれませんが,依頼者は離婚する最後まで,子どもたちのために今後の学費を出したり、借金をしてまでいろいろとしてあげていました。一方で相手方は働いていたものの給料を生活費に出していたという事実がなく,離婚するまでため込んでいたと考えられるような事案で,今更養育費を支払うのは不公平ではないかという思いがありました。

実際にはいろいろと法的な構成をして主張しましたが、最終的に認められたのが消滅時効で一部が認められたという苦々しい事件でした。
 

弁護士の目


養育費で消滅時効というのはあまりないかもしれませんが、養育費請求権という債権です。養育費は毎月末日までに定額を支払うのが一般的と思われますが,このような債権は定期給付債権といいます。そしてこのような債権の時効は,5年間とされています。通常の債権は10年なのに対して半分に設定されています。

そして時効が進行する始期は,権利を行使できる時すなわち各支払期日以降なのでそれぞれ時効が成立する時期が違いますので、注意が必要です。

今回の事案でも一部は時効にかかっていましたが、時効にかかっていない部分もあったため、請求のうち一部が認められました。
 

 

離婚を考えたら・・・慰謝料請求を受けたら・・・弁護士に相談

 

事務所での法律相談のご予約を受け付けております。

お問い合わせ内容欄に、「法律相談予約」とご明記ください。事務所職員から折り返しご連絡させて
いただきます。
 
メールをお送り頂く場合には、お名前、ご連絡先電話番号、相談内容、希望する日程(第3希望日まで)
を記載して下さい。
個人情報は、ネット上では一切公開しませんので、ご安心下さい。
 
メール送付先は、お問合せフォームをご利用ください。
 

弁護士法人ラグーン

本店住所山口県下関市南部町2番7号 シーサイド下関海響館前支店住所山口県下関市南部町20-20 1階

法律相談のご予約平日9時~18時 土曜日0時~16時 時間外、祝日も対応可能 083-234-1400

Copyright © 2014 弁護士法人ラグーン若松法律事務所 All Right Reserved.